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2018年4月13日 (金)

ネット広告で収入を得る時代においての動物虐待の新たな問題とは

ある日、今日ではあまりにも有名な動画サイトyoutubeを閲覧していたらこんなタイトルの動画が出てきた、それにはウーパールーパーをエアガンで殺害した結果・・と書かれていたのである。

このような物騒なタイトルが出てきたら動物好きの人なら動画を確認した上、違反通報しようと考えるかもしれない。

私も非常に恐ろしいタイトルだと感じたため、動画の内容を確認すると、それは実際にウーパールーパーを虐待して殺害する動画ではなく、そのようなタイトルのパロディであることが判明した。

コメント欄を見るとどうやらよく動画を確認せずに通報してしまった人がいるらしくそれに対する批判もあった。

実際に死なせていないのだから、よく確認もせずに通報するなということである。

確かに実際に動物に虐待は加えていないのだから閲覧者側ももう少し冷静に判断すべきというところもあるかもしれない。

しかし問題はそこだけだろうかと思うところもある。

ウーパールーパーを殺害という物騒なタイトルは、良くも悪くも閲覧者に影響を与え、それによって視聴する人が増えるということなのである。視聴されることは場合によっては広告収入に繋がる。

動画サイト側では通報を受けた動画に対して停止や広告で得た収入の没収などをすることもあるそうだが、動物虐待の場合などその後の金銭収入だけの問題だけでなく、その時の心の傷や、命が脅かされてすでに取り返しのつかないことになっていることもある。

上記したようなタイトルの動画に事件性がないとしても、できる限り刺激的で暴力的な動画を掲載したりキャッチコピーにすることで、広告収入、つまり金銭に繋げるというしくみが成立することは、動物虐待を著しく増加させるものではないだろうか。

あおるだけでなく本当に虐待者に力をかしてしまうことも

また、動画を閲覧して違反報告をするということは、少なくとも動画の悪質性を確かめなくてはならないのだから、それが自分一人でなく世界中の人が見た場合、本当に悪意のある目的で掲載されている動画に大金を与えてしまうことにもなりかねない。

実際にこのシステムはサイト側でも対策をしているということだが、そのような動画が多く、取り締まるのはいたちごっこであるらしい。

では、実際に早く動画を違反報告して停止するように心がければいいのではないかというとそこにも盲点がある。

youtubeには虐待や不快なコンテンツ、著作侵害などを見つけた場合、動画の右下あたりにある旗マークのボタンで通報することができる。


しかしこのボタンでクリックすると通報者の実名がサイト上に公表されてしまうことがあるのだ。

以下サイト参照
https://www.youtube.com/watch?v=NDpXgDp7Zpw


よく芸能人のブログなどで実名公表をしない中傷で炎上するなどの問題があるが、からかい半分で人の悪口を書き入れる人は守られ、本当に動物虐待なども含め、悲しいことを減らそうとする人は、逆に危険にさらされてしまうしくみなのである。

動画閲覧や広告のアフリエイトが生活に根付いてきた現代では、サイト側も個人も早くこのことに対して対策を考えなくてはならないのではないだろうか。
動物の命はもちろんのこと、知らずに悪質な意図のある人間に金銭援助をしている可能性もあるのだ。

これは生命だけでなく、気づかないところで自分の正しいと思っている信念が脅かされていることでもあると思う。


その他参考サイト
http://youtube-lect.jp/piracy-movie-income

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広告システムが動物虐待をあおる by スペクトル(CW)

動物保護(新しい順記事一覧)
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