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2018年6月16日 (土)

水の畜産施設、養殖が魚にも環境にも良くない理由

水の畜産施設、養殖が魚にも環境にも良くない理由 スーパーの鮮魚売り場に並ぶ魚はどこから来ているのでしょうか?

水産省によると、養殖以外の世界の漁業生産量は、1980年代後半以降、頭打ちになっているそうです。

一方、世界的な水産物の消費の増加とともにその需要を満たそうと、養殖生産が成長し続けています。2014年以降は、世界の漁業生産量の半数以上が養殖生産になりました。

世界で漁業生産量が一番多い中国は、漁業生産量の70%が養殖です。日本は21%です。ですが日本で消費する水産物の半数は輸入に頼っています。

ですから私達が目にする水産物は少なからず養殖で、今後もその割合は増えていく予想です。



飼育環境
養殖の場所は、海面にネットの囲いをする「海面養殖」と陸地のタンクや貯水池などで養殖する「内水面養殖」があります。日本は殆どが海面水養殖です。

養殖では、狭い囲いの中に多くの魚が閉じ込められています。そもそも魚は広大な大海を泳ぐようにできていますが、囲いの中では魚同士が衝突しながら泳いでいます。

多くの魚が目が見えない、耳が聞こえない病気にかかっていますが、誰もそんなことは気にしません。



輸送
魚は輸送の数日前から絶食させられます。糞を減らしてタンク内の水質を保つためと、処理場でさばくときに腸ワタの量を最小限にするためです。

この絶食の期間、腹を空かせた魚同士で共食いがはじまります。目やヒレを食べられた魚は、そこから免疫力が落ちます。



処理場
世界で最も一般的な魚の殺し方は窒息死です。魚は水から出されて何分も長く苦しんだ後に死にます。

そうでなければ、意識がありながら頭に穴を開けて内臓を取り出されます。



生態系への影響
養殖の問題は囲いの中だけでは終わりません。

魚は肉食動物です。養殖の魚に与えるエサは海で捕らえられた小魚です。このため海で小魚が減少し、イルカ、カメ、アザラシ、ペンギン…といった野生生物の数が減少しています。

また養殖場からダイオキシンなど有害な物質を含んだエサや、魚の顔を食べる寄生虫や、抗生物質、糞が近隣の海に拡散していきます。

そして養殖場から逃げた魚が野生の魚と交配して、人為的に交配を繰り返した不自然な遺伝子が将来の生態系を狂わせます。



鶏の糞がエサ
昨年、中国は養殖の海老に家畜の糞をエサとして与えている、というニュースがありました。

鶏などの家畜の糞は栄養が残っているし、養殖業で最も費用のかかるエサ代を安く抑えられます。しかし自然界ではありえないことですし、鳥インフルエンザの原因になりかねません。

しかし糞を魚のエサにするのはアジアでよく見られるそうです。日本で食べられる海老の殆どが、中国やアジアから輸入したもので、うなぎの半数は中国産です。



現在、魚の福祉は陸上の動物の影に隠れてしまっています。

私たちはまじかに魚をさばくところを見てきたため慣れています。魚はそのとき傷みに声もあげないし、苦悶の表情を見せるわけでもありません。

だからといって彼らの苦しみを見過ごし、あるいは見ないふりをして良いという理由にはならないのです。

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養殖が良くない理由 世界の養殖生産量は漁業を抜きました by
chickpea(CW)

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