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2018年8月12日 (日)

人間の本質、思考、感情を読み解き理解する

副題:実験心理学の手法とは・・・


1960年代~1970年代初頭にかけて
様々な、実験心理学が実行されました

それは後に、ドラマや映画などのモチーフとされ
時代に合わせた脚色が施され
人気ジャンルの作品の1つとなっています

そんな中の代表的な実験心理学をご紹介します


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■ スタンフォード監獄実験

1971年  スタンフォード大学心理学部が行った実験心理学

実験期間は2週間でしたが1週間弱で終了

スタンフォード大学地下実験室を改造し刑務所が作られました
被験者21人が新聞広告により集められ2つのグループに分けられます

11人を看守役    看守役には警棒
10人を受刑者役   受刑者役には鉄輪の足かせ

証 明

特殊な状況や環境の中において
強い権力を持つ者が服従する者に対して
理性の歯止めが利かなくなってしまい
更に、その役割になりきって行動をしてしまう


■ ミルグラム実験

1963年
イェール大学心理学者スタンリー・ミルグラムが行った実験心理学

20~50代の一般男性が新聞広告で集められ
教師役と生徒役に振り分けられます

教師はインターフォンを通して生徒に問題を出します
その教師のそばには司令官がいます

生徒が一問、問題を間違えるごとに教師は電気ショックを与え
更に、15Vずつ電圧を上げるように司令官から指示されます
最高は450V

電気ショックを与えられた生徒は、悲痛な悲鳴を上げ続けます
しかし、そばに入る司令官が教師に対して「続けてください」と言うのです

証 明

この実験は、又の名を“服従実験”と言い
司令官と言う権力ある者に命令された教師が
どこまで従うかを実験したものでした

人間は権力のある者が命令すると
どのような残虐行為であっても
服従してしまう

※生徒の電気ショックは見せかけで全て演技でした


■ 泥棒洞窟実験  

1961年~1969年  社会心理学者ムザファー・シェリフが行った実験心理学

被験者は、11歳から12歳の22名の少年
まずは、キャンプ場で、2つの集団に分けられます
各々の集団の中では連帯感が芽生えます

又、もう一方の集団に対して
敵対心が芽生えます

しかし、お互いの集団が協力しなければ
達成できない事柄を提案します

証 明

集団において
敵対する事柄が同じだと仲間意識が強まる

又、集団と集団の対立について
新たなる協力関係が必要だと理解すると解消される


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様々な人体実験、心理実験がされた1960年代~1970年代
結果、どの実験も今は残ってはいません

“囚人のジレンマ”など、ゲーム理論の代表的な
1つの手法となっていますが
それは、ビジネスにおいて
あらゆる交渉を円滑に進める経済学となっています

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社会における個人と個人•集団の中の個人
written by tenten616(CW)

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