« アルコール・ギャンブル・薬物依存、やめたくても、やめられない | メイン | ドイツのT4作戦、日本の優生保護法と相模原障害者施設殺傷事件 »

2019年4月11日 (木)

中高年、非正規雇用の健康で文化的な最低限度の生活とは

中高年、非正規雇用の健康で文化的な最低限度の生活とは ロストジェネレーション世代 1970年~1983年、7040問題


現在の最低賃金は

最も高いのが、東京都で時給985円

最も低いのが、鹿児島県で時給761円

そして最低限の生活水準の暮らしには

時給にして、1500円以上が必要だと言われています。

そして、厚生労働省(17年、国民生活基礎調査)の調べによると

労働者の4割が非正規雇用で働いているそうです。

そんな中、非正規雇用の中高年男性が非常に多いのも否めません。

中高年世代(35~54歳)一番働きざかりであり

日本の中枢にいなくてはならない人々です。

それがなぜ、非正規雇用であるのか、またその現状などを調べてみました。



イオン


毎年発表される「非正社員の多いトップ500社ランキング」

このランキングは、有価証券報告書(従業員の注記に記載されるデータ)

に基づき集計されているのですが、毎年不動の1位は

大手流通グループのイオンで26万人なのです。



「7040」問題


親は70代で年金暮らし、子は40代で低所得または無職

そして、実家暮らしで独身のケース。

そんな中、更なる重荷となるのが親の介護です。

共倒れ寸前とも言われ、社会問題となっています。

そんな世代をちまたでは「ロストジェネレーション世代」

「就職氷河期世代」または「失われた世代」と呼んでいます。

現在、30代後半~40代前半の世代、1975年から1983年生まれ



40代、50代に多いケース


転職、リストラ、失業、派遣切り、雇い止めです。

人生の後半戦を意識する年代が

全く人生の指針が定まらず

充実で満足の行く人生を送る事ができない

そんなケースも珍しくはありません。



同一労働同一賃金


働き方改革関連法の最大の目玉と言われている

同一労働同一賃金

雇用形態に関わらず正規労働者と非正規労働者の格差を解消し

給与、賞与、福利厚生などを充実させるというものです。

大企業では2020年から中小企業は2021年から導入されます。



まとめ


無関心こそが最大の社会問題と言われています。

今の日本の雇用問題は非正規雇用に依存している点だと感じます。

働き方改革法が成立した事で、少しは中高年が希望が持てる

そんな、社会になればと思います。

多くの問題を抱える社会ですが

国民一人一人が健康で文化的な最低限度の生活を

送れることを切に願います。

--

written by tenten616(CW)

かりるーむ株式会社(cariroom)
TEL090-8487-4851(鈴木)
TOP http://cari.jp/
空室一覧 http://cari.jp/room/
記事一覧 http://cari.blog.enjoy.jp/
検索ランキング http://hp1.boy.jp/counter/

コメント

コメントを投稿