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2018年3月25日 (日)

『動物を保護した時に、注意すべき事は?』

私は、なぜか昔から、ちょくちょく迷い犬やら捨て猫やらに遭遇します。

ある時は、滝を見に行こうとしている際、その滝まであと3分という山道で。

ある時は、珍しく地元のロープウェイに乗ろうと出かけていったら、その乗り場の植え込みで・・・。

もうほんと、仕組まれたんじゃないかというくらい、絶妙なタイミングで動物を保護してしまうのです。

別に、見なかったことにしてスルーもできるんです、でも、絶対に後で気になって引き戻すのは分かっていますから(笑)

ハーネスや首輪などをしている迷い犬さんらしき犬を保護した場合、最寄りの警察署に連絡します。
その後、最寄りの動物愛護センター(いわゆる、保健所です)にも、迷子のお知らせが出ていないか、電話で確認します。

飼い主さんが既に適切な方法で探していれば、大抵は警察に電話した時か、動物愛護センターに電話した時に、一致するので一安心なのですが・・・

たまに、首輪もなにもなく、ガリガリに痩せて、ただの懐こい野良犬なのかどうか分からないようなコに遭遇することもあります。

そういった際にも、警察と愛護センターにはもちろん一番に、迷子のお届けがないか照合してもらいます。

その際に、もしまだ出てきていない場合になると、ちょっと厄介です。

基本的には、2019年3月末現在では、迷子の犬や猫などは「拾得物(落し物)」の部類に入るため、そういうケースでは、一旦警察署が保管(この場合は、保護ですね)をすることになります。

で、警察署で3日とか1週間とか(これは警察署によって違ったりするので注意!)保管(建物の裏にケージにいれられるとか、小さいところなら鎖で繋がれたりとか)されたあと、飼い主さんが名乗り出ない場合、そのコは動物愛護センターに移管されます。

これが何を意味するかわかりますか?

動物愛護センターは、いわゆる「保健所」。

ここに一旦入ってしまうと、期日内(大抵3日〜1週間)に飼い主さんが名乗りでなければ、里親さん候補に回されない限り、殺処分されてしまうのです。

最近では、やっと少しネットなどを検索すれば、愛護団体さんが作ってくれたサイトなどで、どのセンターにどんな犬猫が保護されているかなどを見ることが出来たりもします。
(でも、全員のコが必ずしも載っているわけではないと思います)

そういう情報を見ることができるのって、パソコンでネットが使えるだとか、スマホでサイトが見れるとかが出来る人ですよね?

では、すごく田舎のほうで、ご高齢の方が「番犬」として飼っていたような犬が、逃げ出してしまった場合は・・・?

ご高齢の人で、スマホなんて持っていなく、パソコンなどはあまり使えなく、新聞などで情報を取ってらっしゃる方たち。

そういう人たちもまだまだ沢山おられます。
そういう人たちにも、ちゃんと「迷子犬」のことを知って欲しいですよね?
探しているかもしれないですよね?

でも、ネットが使えないので、自分の家のコが保健所に保護されていると知らないまま、殺処分されてしまったり・・・

ということから、私がいつも「動物を保護してしまった時に気をつけていること」は。

保護したら、まずはケガをしていないか等を確認(もし血が出ていたりとかしたら、できれば病院に)
ハーネスや首輪がついているか、それは何色か、だいたいの推定年齢、性別、体臭、爪が伸びているかどうか、毛艶はどうか、などを見る
それらの情報をメモにして、最寄りの警察と動物愛護センターに、まず電話で照会をかけてもらう
「拾得物」になるため、一旦は警察に行って書類などを書かなければいけないが、もし可能であるなら、その際に「私の家で保護させて欲しい、飼い主が現れたらすぐ引き渡すことを約束します」という誓約書などを書き、愛護センターに連れていかれることを避ける。
保護した子の写真を撮り、「保護しています」等のチラシを、見つけた近辺に貼らせてもらったり、その近辺の動物病院などにおいてもらう

私はいつも、上記のようなことをしています。

警察とは、たまに「いや、規則では警察で預かるんですよ」などと言われてもめますが、「動物愛護センターに連れていかないって保証してくれますか?」というと、すんなり渡してくれることもあります。

まとめると、動物をもし保護してしまったら、
特徴をメモして、警察と動物愛護センターに連絡!
自分の犬や猫がいなくなった人も、特徴をメモして、警察と動物愛護センターに連絡!(早くしないと、保健所に入っていた場合、期日を過ぎてしまうと・・・)

自分のところの動物さんが、雷の音などにびっくりして、突然逃げることが多いようです。
動物を飼ってらっしゃる方も、保護してしまった方も、今回の記事を読んで、少しでも知識を深めてもらえたらと思います。

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『動物を保護した時の注意』(動物を保護してしまった時の注意点です)
by B.C.(CW)

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